昨今、副業を解禁する企業も増えてきており、コロナ禍も相まって、副業をしている人も増えてきているように感じます。
そこで今回は、
- 獣医師として働きながらでも副業や兼業は可能か?
ということについて、現役獣医師である私が、職域別にわかる範囲でお話ししたいと思います。
私の詳しいプロフィールは、『【プロフィール】就職で北海道に!とんでもない田舎だった…』をお読みください。
公務員獣医師は副業は公務員法で禁止されている!
公務員獣医師と言っても国家公務員と地方公務員がありますが、どちらの場合も公務員法により副業は禁止されています。
これは私の友人の地方公務員獣医師の話ですが、仕事はほぼ定時で残業はあまりないと話していました。
地域や職場によって違いはあるようですが、仕事は仕事で、趣味や子育てなどの個人の時間に時間を使いたいという人にとっては良い職場に感じます。
一方で、他の事業や、趣味の延長で副業なども興味があるという人は避けておいた方が良いと思います。
また国家公務員獣医師になった知り合いから聞く話では、とても仕事が忙しく、多忙な毎日を過ごしているようです。
産業動物獣医師も小動物獣医師も許可があれば、副業や兼業は可能!
産業動物獣医師の場合も、小動物獣医師の場合も、所属長の許可があれば、副業や兼業が許可されているというところが多いです。
就職や転職をする際には、事前に職員規約を十分に読み込み、副業が可能かどうか確認を取っておくと安心です。
産業動物獣医師の場合、あまり副業は一般的ではない模様
私自身、産業動物獣医師として働いていますが、空気感としては副業はあまり受け入れられていないように感じています。
中には、副業は禁止されていると誤認している人もいます。
20代、30代の若い世代と50代、60代の年配の世代では副業や兼業に対する捉え方も異なっているように感じます。
年配の世代では、終身雇用制度が一般的であり、そもそも副業や兼業を考えることすらなかったある意味幸せな世代なのかなと感じてしまいます。
小動物獣医師は結構副業や兼業、事業立ち上げする人も多い
私の友人も小動物獣医師をやりながら、いろいろな事業を立ち上げたり、フリーランス的な感じで働いている人も結構います。
様々ある獣医師の仕事の中でも、一番副業や兼業など最も受け入れられているのが小動物獣医師だと思います。
この理由としては、小動物獣医師は転々と転職する人も多く、別に特別なことではないという空気感なのかなと個人的には思います。
獣医師も仕事内容だけじゃなく、ライフスタイルや趣味も考慮して就職活動する時代
就職する活動する際には、まず第一に仕事内容が就職先を決める材料になるかと思います。
もちろん、せっかく獣医師になったので、興味のある職域に進むのが良いと思います。
一方で、獣医師であっても、転職や他の事業など起こす人が多い時代だと感じます。
そう言った面では、副業や興味のある事ができる仕事を就職先を決める材料になり得ると思います。
もし獣医師の仕事も興味あるけど、他のこともやってみたいと考えている獣医学生の方は、就職前にそう言ったことも並行して可能かどうか調べておくと安心かと思います。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。