早いもので産業動物獣医師になってから1年以上が経過しました。
産業動物獣医師を目指している獣医学生の方は、そろそろ就職活動を始められる時期かと思います。
そして大学ではNOSAIや動物病院、製薬会社などが集まり就職説明会が行われていることと思います。
そこでいろいろな話を聞くと思いますが、必ず給料の話は出てくると思います。
そこで今回は、
- 月々の給与ってどうやって決まるの?
- 勤務獣医師の昇給額っていくらなの?
- 給料が上がらないって本当?
ということをお話ししたいと思います。
産業動物獣医師を目指されている人の参考になれば幸いです。
私は現在、北海道で産業動物獣医師として働いております。
詳しくは、『【プロフィール】就職で北海道に!とんでもない田舎だった…』をお読みください。
月ごとの給与増減は夜間当番手当と時間外(急患対応)で決まる
産業動物獣医師の場合、月に何回か夜間当番に入り、夜間当番手当があります。
そして夜間当番中に急患で呼ばれた時間によって、時間外手当が加算されます。
【年収が高い?低い?】北海道の産業動物獣医師の給与推移について【給料明細】という記事では、月々の給与を公開しているので参考にしてください。
これを見てもらえるとわかるように、月々によって給与の増減がありますが、これは夜間当番でどの程度急患に呼ばれたかという違いになります。
急患で多く呼ばれれば給与は高くなりますし、あまり呼ばれなければ給与は低くなります。
基本的に勤務獣医師は昇給表によって昇給額が決まる
私の場合は、昇給は年に1回です。
昇給額は昇給表によって決まるため、所属している企業や病院によって変わると思います。
私の場合は1年目から2年目への昇給額は、およそ1万5000円でした。
友人などの話を聞いても、年間1万円程度の昇給というところが多いようです。
開業しないとダメ?勤務獣医師は給料が上がらないのか?
給料が上がらないと感じる人はサラリーマンが多いように、勤務獣医師も同様にそう感じる人が多いようです。
ただ給与は確実に上がります。
しかし、同時に差し引かれる税金負担分も多くなるからそのように感じるのだと思います。
特に1年目は住民税は負担がないため、2年目以降に手取り額が増えたという実感が湧かず、給料が上がっていないように感じる人も多いようです。
勤務獣医師ならふるさと納税は必ず行おう
勤務獣医師なら税金を控除する方法は多くありませんが、それでもふるさと納税を活用することで生活を豊かにすることができます。
私のおすすめは生活必需品、生活消耗品をふるさと納税の返礼品として選ぶことです。
『【新卒/社会人1年目】セミリタイアを目指すサラリーマンがふるさと納税をしてみた【節約/節税】』という記事では、ふるさと納税について書いていますので、ぜひご覧ください。
高配当株投資のススメ、配当金で生活を豊かにしよう
私は学生時代から株式投資を行っており、現在は高配当株をメインに株式投資をしています。
現在、税引き後配当金は月1万円を超え、生活が豊かになってきた実感を感じつつあります。
配当金を数万円でもあれば、精神的にもかなりゆとりを持てるようになると思います。
『【仕事とお金】忙しい獣医師こそ高配当株式投資をするべき理由【転職と年収】』と記事では株式投資について書いていますので、興味のある人は是非ご覧ください。
ぜひ積極的に株式投資も行うことをおすすめします。
以上、産業動物獣医師の給料や昇給に関して紹介しました。
参考になれば幸いです。
他にも獣医事に関することも書いていますので、是非ご覧ください。