獣医師になるためには、難関と言われる獣医学部に合格する必要があります。
獣医学部に入れるのは、年間およそ1000人と狭き門です。
そんな大学受験を突破してきた人は、どのような高校の出身者が多いのでしょうか?
今回は、
- 獣医学部に入学する出身高校はどんなレベル?
- 獣医学部に入学するのに、おすすめな高校はある?
ということについて、お話しします。
将来、獣医師になりたいと考えている中学生の人は必ず読んでください。
私の詳しいプロフィールは、『【プロフィール】なぜ産業動物獣医師の私がブログを書いているのか?』をお読みください。
獣医学部入学者は偏差値65以上の高校の出身者ばかり
出身高校の偏差値=各人の学力というわけではありませんが、それでもある程度高校の偏差値と学力は比例します。
実際に、獣医学部入学者のほとんどが、偏差値65以上の高校の出身者ばかりでした。
その中でも偏差値70以上の高校出身という人もかなり多いです。
逆に偏差値60以下の高校出身という人はほとんどいませんでした。
高校受験するなら県下トップ校を目指して受験しよう
もし中学生で獣医師を目指していて、高校受験をするのなら、県下トップ校を目指して受験するのが良いと思います。
高校の偏差値が全てではありませんが、それでも偏差値60以下の高校では獣医学部に入学するのは難しくなります。
獣医学部に入学するためにおすすめな高校は?
獣医学部に入学するのに、おすすめな高校というのは特にありません。
学力が高ければ獣医学部に入学できるので、できる限りレベルの高い高校に入学するのをおすすめします。
大学の獣医学科に入学できる付属高校はやめておいた方が無難
私立大学の場合、付属高校から入学できるコースもあります。
ただし付属高校からの進学できるのも狭き門です。
そして付属高校から上がると、大学の勉強について行くのに苦労したり、途中でドロップアウトしてしまうことも少なくないようです。
入学がゴールではなく、大学を卒業し、獣医師国家試験に合格して、ようやく獣医師になれます。
入学後のことも考えると、獣医を目指しているのなら、付属高校に入るより、レベルの高い高校に入学した方が良いと思います。
獣医学部入学者は中高一貫校出身者もかなり多い
私もそうですが、中高一貫校出身の人もかなり多いです。
もし小さい時から獣医師になりたいというのであれば、中学受験するというのも良いかもしれません。
中学受験については、『【獣医学部に合格を目指して】獣医師になるためには中学受験した方が良い?』に書いているのでお読みください。
獣医学部に逆転合格というのは難しいかも
予備校や塾の宣伝にある『偏差値30台、40台から逆転合格』というのは響きは良いですが、現実的にはかなり難しいです。
もし将来、獣医師になりたいという思いがあるなら、小中学生のうちからある程度勉強して、レベルの高い高校に進学しておくのが良いと思います。
『【大学受験】獣医は頭が良くないと無理?頭の悪い人が獣医学科に合格する勉強法!』では、獣医学部受験のことについて書いています。
『【獣医を諦めるな】獣医学科志望の底辺浪人生の不合格体験記【大学受験不合格】』では、私自身が浪人したときの話を書いています。