現在、日本では晩婚化が進んでおり、初婚の平均年齢は男性31.1歳、女性29.4歳と言われています。
獣医師の場合は、さらに結婚する時期は遅いです。
私の周りでは男性で30代半ば、女性でも30過ぎというような感じです。
そして結婚に苦労している獣医さんが結構多いように感じます。
今回の記事では、
- なぜ獣医師は結婚で苦労するのか?
- 若い獣医さんの恋愛事情って実際どうなの?
- 獣医さんって結婚に対してどう思っているの?
ということについて答えていきたいと思います。
私は現在、産業動物獣医師として働いています。
詳しくは、『【プロフィール】就職で北海道に!とんでもない田舎だった…』に書いていますのでお読みください。
獣医が結婚するのに苦労する理由は?
結婚に関して悩んでいるという獣医師は非常に多いです。
獣医師が結婚に苦労するとはどういうことなのでしょうか?
実際に若い獣医師が結婚に苦労する理由についてお話ししたいと思います。
①獣医大学を卒業した頃にはもう20代後半
獣医大学は6年制であり、卒業した時点ですでに24歳です。
中には浪人などをしている人も多く、そのような人は卒業時にはもう20代半ばです。
さらに院に進学すると、そこから4年間なのでもうすでに30歳を迎えるということになります。
一般的な4年制大学を卒業し、社会人として働き、ある程度仕事も覚え、結婚や将来について考え出す年齢で、ようやく獣医師になれます。
つまり、周りの人たちが結婚したり、結婚に向けて着実に婚活を進めている時に、まだまだひよっこ獣医師という状況なのです。
②病院との往復や田舎で異性との出会いがない
新人獣医師の場合、仕事も慣れず、日々わからないことを調べたり、先輩にいろいろと教わることも多く、自宅と動物病院を往復する毎日ということも少なくありません。
また職場が田舎の場合はそもそも人が少なく、若い人はもっと少ないです。
そもそも仕事場以外で異性と出会う機会が極端に少ないというのが実情です。
③仕事が忙しくて、精神的に恋愛する余裕がない
先ほども書いた通り、新人獣医師の場合、仕事も慣れないことばかり、わからないことばかりで毎日とにかく大変です。
さらに臨床獣医師の場合には、夜勤などもあり、急患に対応したり、仕事自体も忙しいことも多いです。
そのため、そもそも若手獣医師は気持ち的にも恋愛できる余裕がないという人も多いです。
- 獣医大学の卒業が遅い=獣医師になれるのが遅い
- そもそも仕事場以外で異性と出会う機会が少ない
- 若手獣医師は気持ち的にも恋愛する余裕がないこともある
実は早く結婚したいと思っている獣医は多い
では獣医師は結婚に関心がないかというとそんなことは全くありません。
むしろ結婚したいと思っている獣医師は多いです。
①正直、ずっと一人暮らしなのは寂しい
獣医大学は日本に数少なく、学生時代から一人暮らしをしている人が多いです。
獣医師となった後も、ほとんどの人が一人暮らしをします。
学生も6年間あり、就職後も考えると、ほとんどの若い獣医師は一人暮らし歴が長いです。
そのため、ずっと一人は寂しいと感じる獣医師も多いというのが現状です。
②将来、子供のことを考えたら早く結婚したい
獣医大学を卒業した時点で20代中頃で、獣医師としてある程度できるようになった頃にはもう30歳という年齢になります。
そのため、結婚するのが遅いという獣医師が多いです。
しかし周りの獣医師に聞いてみると、実際には子供や将来のことを考えたら、縁があれば結婚したいと思っている獣医師が多いです。
特に女性獣医師は出産も考えると、ある程度の年齢までに結婚したいと言っている人も多いです。
気になる若い獣医さんがいる人はチャンスかも?
という人も少なくないんではないでしょうか?
かっこいい獣医さんも、美人な獣医さんも、意外と出会いがなくて苦労しているかもしれません。
もし気になる獣医さんがいる人は積極的に声をかけてみるのも良いかもしれません。
ただし仕事中は仕事モードの獣医さんが多いので、そこら辺は上手いこと気を使いながらアプローチしてみると良いと思います。