獣医師になるためには、難関と言われる獣医学部に合格する必要があります。
将来、獣医師になりたい小学生がいれば、中学受験を検討しているというご家庭も多いと思います。
そこで、今回は、
- 獣医師になるためには中学受験した方が良いのか?
- 中学受験することのメリットとは?
ということについて、お話しします。
私自身、中学受験をし、中高一貫校を経て、獣医師になりました。
詳しくは、『【プロフィール】なぜ産業動物獣医師の私がブログを書いているのか?』をお読みください。
獣医師になるためには中学受験をした方が良い!
結論から言うと、中学受験は必須ではないが、中学受験することをおすすめします。
と言うのも、難関と言われる獣医学部に合格するには一定水準以上の学力が必要です。
そして、大学時代の同期を見ても、ほとんどの人が進学校と呼ばれる高校から進学していました。
地元の中学校に進学するよりも、中学受験し進学校に進むことで、結果的に獣医学部に合格できる可能性は高まります。
中学受験をするかしないかは本人次第
もちろん、勉学面で言えば、中学受験で進学校に通うのがおすすめです。
しかし学校は勉強だけでなく、さまざまなことを経験する大切な学校生活を送る場所です。
本人が中学受験をしたくないと言う場合は、無理に中学受験をする必要はないと思います。
私自身は中学受験をしてよかった
冒頭でも書いたように、私も中学受験をし、中高一貫校を経て、獣医師になりました。
今振り返ってみて、中学受験をさせてくれた親には感謝しており、中学受験してよかったと思っています。
そこで獣医師になる上で、中学受験をすることで感じられたメリットについてお話ししたいと思います。
中学受験することで得られるメリットは?
中学受験をすることで得られるメリットはたくさんありますが、なんといっても良い環境で過ごすことができるというのが一番のメリットだと思います。
周りのレベルが高く、とても良い環境で過ごすことができる
ただ地区が同じという理由で同じ学校になるより、中学受験をして入学する学校の方が、家庭環境が良く、経済的にも恵まれ、学力的にも高い集団に身を置けます。
周りには、東大や京大、医学部、獣医学部に進学するような友達が多くおり、自然と基準が高くなるので、自分の志望する大学や学部に入学できる可能性が高まります。
また勉強だけでなく、他にも多彩な才能を持つ友達も多くいるので、勉学面以外でも素晴らしい環境で過ごすことができると思います。
獣医師になる人も良い環境で過ごした人が多い
経済的に恵まれていると、高い教育レベルを受けられるのは間違いありません。
その象徴的なものが中学受験だと思います。
実際、獣医学生の頃、周囲には経済的にも教育的にも恵まれてきた人が多かったです。
中学受験をするという選択肢は親が与えるもの
ほとんどが中学受験をするという地区でなければ、中学受験をするかしないかという選択肢を子供に与えるのは親です。
もし獣医師になりたいという子供がいるなら、中学受験をし進学校に進学するという選択肢を子供に提示してあげても良いのかなと思います。
『【大学受験】獣医は頭が良くないと無理?頭の悪い人が獣医学科に合格する勉強法!』では、獣医学部受験のことについて書いています。
『【獣医を諦めるな】獣医学科志望の底辺浪人生の不合格体験記【大学受験不合格】』では、私自身が浪人したときの話を書いています。