産業動物獣医師を目指す人に向けて

北海道の産業動物獣医師の1年目の年収はおよそ○○○万円でした!獣医師の仕事する上で大切なことは?

あっという間に獣医師としての一年目が終わりました。

日々の学ぶことが多くあり、充実した一年になりました。

さて、今回は、

  • 北海道の産業動物獣医師の一年目の年収は?
  • 獣医師として働く上で年収よりも大切なことは?

についてお伝えしたいと思います。

現在、私は北海道で産業動物獣医師として働いています。

詳しくは、『【プロフィール】就職で北海道に!とんでもない田舎だった…』をお読みください。

【プロフィール】なぜ産業動物獣医師である私がブログを書いているのか?こんにちは! 現在、私は北海道で産業動物獣医師として働いています。 獣医師として働くかたわら、『獣医ってこんな感じだよ!』ということ...

北海道の大動物臨床獣医師1年目の年収はおよそ460万円でした!

1年目の4月から3月までの1年間の年収は額面でおよそ460万円でした。

手取り額はおよそ390万円という結果でした。

毎月の給与明細に関しては、『【年収が高い?低い?】北海道の産業動物獣医師の給与推移について【給料明細】』という記事で紹介していますので、是非ご覧ください。

【年収が高い?低い?】北海道の産業動物獣医師の給与推移について【給料明細】「獣医さんってどのくらいお給料もらってるの?」 「今獣医学生なんだけど、実際にどのくらいの給料なんだろう?」 このように疑問に思って...

実際に今の獣医師の仕事とお給料について思ったこと

就職する際には、職場の環境、お給料、休みのことなど様々なことを考えて、就職先を考えると思います。

実際に私もそうでした。

しかし、1年目は仕事も学ぶことが多く、仕事もプライベートでも充実していたためか、就職後にはお金のことについてあまり考えることはありませんでした。

正直、お金に関して苦労することはありませんでした。

【就職活動】産業動物臨床獣医師なら開業かNOSAIどちらが良いか?【獣医学生】獣医学生が就職先について真剣に考えだすのは、5年生くらいからだと思います。 ほとんどの方が5年生までに、一度は動物病院やNOSAIなど...

獣医師として働く上ではお金よりも健康が大事

一方、この一年を通して、お金よりも健康こそ大切だとより一層痛感しました。

何よりも心身ともに健康であることが一番大切

正直、大動物獣医師はとても怪我をするリスクの高い職業です。

それがまだ仕事に慣れていない1年目であれば尚更です。

そして獣医師という職業は、精神的にも病む人が多いというのはよく言われています。

職場環境や生活環境があっていなければ、精神的にも疲弊してしまい、仕事どころか充実した生活を送ることは難しいと感じました。

【獣医師の1年目】新人獣医師は忙しくて大変?研修医はきつい?【新人獣医師の1日】獣医師になってから早いもので1年が経過しました。 この1年間を振り返ってみると、本当にあっという間だったと感じます。 そして、この春...

仕事上で肉体的・精神的にしんどいと感じたら辞めても大丈夫!

実際に私の知り合いでも1年目で辞める人は数人いました。

とりあえず仕事は3年は続けろなんて聞くこともありますが、仕事上で心身とも本当に疲弊してしまってからはどうしようもありません。

正直、無理だと感じたら、早いところ辞めた方が身のためだと思います。

獣医師なら仕事はいくらでもあるし、いつでも転職できる!

実際に辞める前には病んでいた知り合いも、転職後は充実しているようで、仕事を辞める前とは180度違い生き生きとしていました。

仕事自体はいくらでもあり、転職も難しくないようです。

実際には就職前にどれだけ話を聞いていたとしても、一度の就職で全て上手くいくという方が珍しいと思います。

獣医師の就活や転職では年収や待遇が全てではない

就職して良かったかどうか、仕事があっているかどうかは、結局のところ働き出してからでなければわかりません。

一方、獣医師の就活や転職では年収や待遇がわりと気になる人も多いと思います。

私の場合は年収460万円でしたが、北海道で産業動物獣医師として働いた場合は一年目の年収は400〜500万円程度の人が多いと思います。

就活時の参考になれば幸いです。

ここまでお読みいただきありがとうございました。

1年間の昇給額に関しては、『【北海道の産業動物獣医師】NOSAIや動物病院の勤務獣医師は給料が上がらない?1年間の昇給額は?』という記事でご紹介していますので、こちらも是非ご覧ください。

【北海道の産業動物獣医師】NOSAIや動物病院の勤務獣医師は給料が上がらない?1年間の昇給額は?早いもので産業動物獣医師になってから1年以上が経過しました。 産業動物獣医師を目指している獣医学生の方は、そろそろ就職活動を始められる...
【獣医の恋愛/結婚/婚活事情】恋愛対象になるのは?【獣医はモテる】獣医さんと言えば、仕事で忙しい人という印象ですが、実際獣医さんの恋愛とはどのようなものなのでしょうか? 今回の記事では、 ...
ABOUT ME
とんち
当ブログを運営・管理している”とんち”です。 現在、北海道で産業動物臨床獣医師として働きながら、ブログを書いています。 詳しくは、『【プロフィール】なぜ産業動物獣医師である私がブログを書いているのか?』をご覧ください。
こんな記事もおすすめ!
産業動物獣医師を目指す人に向けて

【新規就農者/酪農家/臨床獣医師におすすめの本】牛の行動を観察してカウシグナルズ(Cow Signals)を読み取ろう!

2021年5月3日
北海道の田舎暮らし
”牛の行動を観察しよう”とよく言われますが、牛の正常な行動・異常な行動について知っていますか? 私は現在産業動物獣医師として働いていま …
産業動物獣医師を目指す人に向けて

【NOSAI/動物病院】診断のために産業動物獣医師が飼い主(農家)に必ず聞くこと【臨床実習】

2020年10月14日
北海道の田舎暮らし
NOSAI実習や動物病院実習に参加する際、鑑別診断するために飼い主(農家)にどのようなことを聞けば良いかわかりますか? 特に初診時には飼い …
産業動物獣医師を目指す人に向けて

【現役獣医師が語る】臨床獣医師・獣医学生におすすめの聴診器【動物のお医者さん】

2020年6月10日
北海道の田舎暮らし
動物は言葉を話すことはできません。 獣医師が動物を診察する際には、飼い主からの稟告を元に、視覚、聴覚、触覚、嗅覚など人間の感覚をフルに使い …

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA