高身長トレーニーに向けて

【大学受験】獣医は頭が良くないと無理?頭の悪い人が獣医学科に合格する勉強法!

獣医師になりたいという中学生や高校生で、ちゃんと調べている人であれば、獣医師になるには獣医学科を受験し、合格しなければならないということは知っていると思います。

はたまたすでに獣医学科合格を目指して、勉強している受験生の方もいらっしゃるかもしれません。

そしてもしかすると学力が足りずに獣医になることを諦めようとしている人もいるかもしれません。

そんな人にこそ、是非この記事を読んで欲しいと思い、今回は細かいことは抜きにして、獣医学科に合格するための『基本的な勉強のスタンス・考え方』についてお話ししたいと思います。

今回の記事では、

  • 自分で頭が悪いと思っている人ほど過去問をやらない
  • 頭が悪い人は中途半端な完璧主義者
  • 獣医学科に合格するためにまずやるべきこと

ということについてお伝えしたいと思います。

受験勉強に行き詰まっている人は、是非最後まで読んでください。

現在、私は北海道で産業動物獣医師として働いています。

気になる方は、『【プロフィール】就職で北海道に!とんでもない田舎だった…』をお読みください。

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自分で頭が悪いと思っている人は過去問をやらない

獣医学科に合格を目指している高校生や受験生は

  • どれくらいの勉強期間が必要?
  • 1日何時間くらい勉強していた?
  • 勉強に使用していた参考書は?
  • どこの塾や予備校がいいのか?
  • 中学や高校の偏差値は?

ということを気にしている人が多いかと思います。

このようなことが気になるというのは良くわかりますが、人によって異なるので、ほとんど意味がありません。

ではこれまで勉強をまともにやって来なかった人は何から始めれば良いかというと、まずは大学入学共通テスト(センター試験)や受験する大学の過去問を解くということです。

『いやいや、でも私偏差値30だし、まだちゃんと一通り勉強できてないし、過去問なんて絶対解けないし無理』

なんて思っていないでしょうか?

どれだけ学力がなくても、まだ勉強してない内容があっても、まず最初に過去問を解くべきです。

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まず過去問で目標を見てから勉強しよう

過去問を解くと、ほとんど解らず、ズタボロだと思います。

絶対合格なんて無理と思うかもしれません。

それでも問題はありません。

勉強を始めたときに過去問を解く目的は、

『どんな内容が、どれくらいの深さで、どのように問われるのか』

ということを把握するということだからです。

過去問をやらないまま漫然と勉強を進めていては、まず合格できないと思います。

どんなに学力が不足していても、受験日は必ずやってきますし、その日までになんとか問題を解けるようになっていなければなりません。

なのでどれだけ学力がないことがわかっていても、必ず最初に過去問を解いてどの程度勉強しなければならないのか、まず第一に把握してください。

 

頭が悪い人は中途半端な完璧主義者が多い

過去問を解かずに、教科書や参考書に書かれてある内容を隅々まで覚える人もいます。

私はこのような人こそ、頭の悪い人だと思います。

勉強をこれまでやってこなかった人で完璧主義な人こそ要注意です。

勉強をやって来なかったぶん、しっかりと隅々まで覚えなきゃと頑張る人もいます。

しかし覚えることは山ほどありますし、全てが全て完璧にするということは無理ということは最初に認識しておいてください。

これは大学入学後、獣医学の勉強でも同じことが言えます。

重要な部分をしっかりと覚え、理解しておく必要があります。

そのためにもまずは過去問を解き、どの内応がどの深さでどのように問われているのかよく分析してください。

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古文単語帳や英単語帳の暗記にだらだら何ヶ月もかけるものじゃない

大学受験にはよく出題される単語帳という本が販売されています。

その単語帳を暗記しておけば、ある程度の単語力が身につくので大学受験生にとっては大変有用だと思います。

しかし、単語帳はだらだら覚えるものではなく、単語帳に記載されてる単語は1週間や1ヶ月で覚え切ってしまいましょう。

そして、それで覚えたら実際に文章を読んでとにかくアウトプットしていきましょう。

だらだら受験直前まで単語帳を広げていては落ちますよ。

どの単語帳でも良いと思いますが、私が浪人時代には『ドラゴン・イングリッシュ必修英単語1000』を利用していました。

著者の竹岡広信先生は授業で1週間で覚えきれとおっしゃっていました。

獣医学科に合格するためにまずやるべきこと

ろくに勉強もしてこなかった、もしくは全く受験勉強が上手くいっていない獣医学科志望の受験生が、合格するためにするべきをまとめると

①過去問を解き、どんな内容がどのくらいの深さでどのように問われているのか把握し、どの程度勉強しなければならないのか計画を立てる

②単語や基礎知識のインプットはなるべく集中して早期に終わらせる

③アウトプットして知識の定着とブラッシュアップをしまくろう

ということになります。

 

学校で教えられる勉強法は効率の悪い勉強法

学校では、先生が内容を解説し、それに対する問題を解くという勉強をすると思います。

しかしこれははっきり言って効率の悪い勉強です。

受験勉強や試験勉強に関しては、まず過去問などの問題を解き、その後それに対する内容の理解を深めるという勉強の方が効率が何倍も良いです。

このことは大学受験に限った話ではありません。

獣医大学入学後の定期試験で莫大な量の暗記をしなければなりませんが、この時もやはり過去問から進めるのが吉です。

そしてまだまだ先の話かもしれませんが、獣医師国家試験でも過去問から勉強するというのが鉄則です。

もしかすると真面目に努力していてもなかなか学力が伸び悩んでいるという人は、勉強の仕方がそもそも間違っているのかもしれません。

このブログを読んでくれた獣医学科志望の受験生の手助けになれば幸いです。

ここまでお読みいただきありがとうございました。

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とんち
当ブログを運営・管理している”とんち”です。 現在、北海道で産業動物臨床獣医師として働きながら、ブログを書いています。 詳しくは、『【プロフィール】なぜ産業動物獣医師である私がブログを書いているのか?』をご覧ください。
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